ベルギー国境沿いのフランスの街、リールの老舗カフェMeertへ行こう

もうすぐ帰国予定なのですが、ちょっと近くの街へ行ってみようという事で

フランスのリールとパリへ行ってきました。

リールは初めてでしたがとても穏やかで過ごしやすい街でした!
今回は創業古くからのフランスのお菓子”ゴーフル”の名店、Meertを訪問してみました。

f:id:senaandchao:20180504162403j:plain

 Lilleという街について

リールは、ベルギーの国境沿いに位置し、地理的にはフランスの北部に位置しています。

フランスの首都パリからからTGVで約1時間、ベルギーから35分ととてもアクセスしやすい都市です。

2004年に欧州文化都市、歴史文化都市の称号を与えられているリールはとても歴史ある街なんです!

リールへの行き方と鉄道の注意点

ちなみにベルギーからはブリュッセル南駅(Gare de Bruxelles-Midi)からリール・ユーロップ駅(Gare de Lille-Europe)まで直通の電車がTGVであります。

日本語のサイトからチケットを前もって買いたかったら

ヨーロッパ鉄道の乗車券・周遊パス予約|レイルヨーロッパ【公式】

しかしレイルヨーロッパは手数料がかかります。自力で英語で予約するなら

SNCB International - Thalys, Eurostar, TGV, ICE, international trains

SNCBはベルギー国鉄のサイトになります。フランス国鉄のサイトはSNCFと微妙に違うので、ご注意下さい。

また、私はこちらのサイトをたまたま拝見して初めて知ったのですが、この微妙な名前の違いで、出発地の場所とチケットを発券するサイトを間違えるとそこでは発券できないとかややこしい事になるみたいです。

詳しくはこちらのサイトをご覧下さい。

lifestyleorganizer.net

リールの街並みはとても穏やかで過ごしやすい

f:id:senaandchao:20180504160710j:plain

リールの観光地の1つグラン・プラス広場。この日は暑いぐらいのお天気だったのでゆっくり散歩している人や、レストランの外のテーブルで食事やお酒を楽しみながら談笑している人、沢山の人で賑わってました。

f:id:senaandchao:20180504160750j:plain

リールには大学もあるので、学生達ががベンチや建物の階段に座ってのんびりとお昼ごはんを談笑しながら食べてました。

f:id:senaandchao:20180504160731j:plain

 まるでテーマパークの様な迫力のある建造物。見ているだけでも楽しめます。

www.tripadvisor.jp

あの有名ベーカリー店”PAUL”はフランスの此処、リール発祥だった

f:id:senaandchao:20180504162133j:plain

何と日本にも六本木等に出店しているあの有名なベーカリーショップPAULは

ここリールが発祥なのです。

何でも創業年は1889年との事。中はそんなに広くありませんが、沢山の焼きたてのパンとそれを注文するお客さんで混み合ってました。

www.tripadvisor.jp

リール在住民が一押しするMEERTへ行ってみよう

実は今回リールへ寄ったのは、これからの視野にフランスのワーキングホリデーをいれているので、ベルギーの国境沿いに近いリールの街を実際に見てみたかったから。

また、実はフランス語レッスンの先生がリール出身なので、オススメの場所を聞いてみるとこちらのMeertをオススメされました。

地図はこちら。人で賑わうグランプラスの付近にあるので、お店の名前に注意していれば簡単に見つけられると思います。 

f:id:senaandchao:20180504162341j:plain

正面から見ると入り口は両側にそれぞれショーウィンドーに挟まれていています。

入り口を進んで行くとすぐに左に入り口がありますが、こちらはテイクアウトオンリーになります。

カフェとして利用したい場合は奥の少し照明が暗い方へまっすぐ進みましょう。

ウェイターが案内してくれます。

f:id:senaandchao:20180504162354j:plain

 左は生菓子やジャムのテイクアウトオンリーなので、右の奥へと続く入り口をまっすぐ進もう

f:id:senaandchao:20180504162620j:plain

案内されると中は広々とした室内となっていて、シャンデリアと白い壁でとても豪華な内装です。テーブル同士の隙間も余裕があるのでゆったりと座れます。

私達が訪問したのは大体1時〜3時の間でしたがすんなり座れました。

f:id:senaandchao:20180504162631j:plain

CAFE FRAPPE 6ユーロ(日本円で約781円)

この日はとても暑かったのでカフェフラッペを頼みました。

生クリームも自家製という事であんまりしつこく無くて、上品な苦味のあるコーヒーと合わさるととてもまろやかな甘みがあって美味しかったです!

f:id:senaandchao:20180504162925j:plain

ちなみに飲み物を頼むとチョコレートがこの様についてきます。とても濃厚なチョコレートでした!

Meert名物のゴーフルはまるで日本の白餡みたいだった

ゴーフルとは、実はフランス語でgaufreといってワッフルの呼び方。

ここのMeertのゴーフルは普通の日本で食べる様なワッフルとは一味違うみたいなのです。

でもせっかくのゴーフルも食べないと!という事でMeert名物のゴーフルを食べてみました!

f:id:senaandchao:20180504163108j:plain

ゴーフル2.8ユーロ(約365円)

女性ひとり分の手の長さぐらいの大きさでしょうか。いいお値段だけあってサイズもそれなりにあります。

f:id:senaandchao:20180504163120j:plain

割ってみると中にはたっぷりのバニラクリームが!黒いつぶつぶはバニラビーンズですね。食べてみると濃厚なバニラの甘さが口の中に広がって美味しい!

食感がとても楽しいです。日本の白餡の様なもっさりした感じ。ゴーフル自体がかなり甘いので、飲み物は甘さを控えたコーヒー等にした方が良さそうです。

Meertでお気に入りの生菓子を食べて天国へ行こう

ここはゴーフルが有名なのですが、シィーウィンドーに陳列された生菓子があまりにも芸術的で美味しそうだったのでケーキも注文してみました。

f:id:senaandchao:20180504162645j:plain

JARDIN D'EDEN6.60ユーロ(約860円)

日本語で楽園の庭という意味を持つこのケーキはピスタチオベースにピスタチオの粒子と、クリームとピスタチオ好きにはたまらないケーキ!

またイチゴとルバーブ(日本でいうフキの様な形をした野菜の一種。通常はジャム等に加工されてデザートにも使用される)が中に入っていて、この甘酸っぱい酸味が味に新鮮さを加えています。ただただ贅沢です...!

f:id:senaandchao:20180504162949j:plain

こちらはワッフル。ワッフルはコーヒークリームが甘さ控えめで、一口頂きましたがとても食べやすかったです!

リールでMeertへ行ってみよう 

f:id:senaandchao:20180504163134j:plain

 こちらのカフェは勿論英語メニューもありますし、店員さんの雰囲気も笑顔で優しい方々が多くてとても入りやすいですよ。

また、奥のテラス席の方ではちゃんとした食事を食べる事も出来ます。

ちなみにリールへ行く予定が無い人でも、フランスだったらパリやベルギーだとブリュッセルにも店舗があります。

もしもリールへ寄る機会があれば、是非Meertで贅沢なひと時を過ごしてみては如何でしょうか。

www.tripadvisor.jp