タイ第2の都市チェンマイってどんなところ?私が実際に行ってみた
台風や異常気象で熱帯夜が続く今日この頃、皆さんご体調は崩されていませんか?私は夏風邪をひいてしまい、鼻のズビズビがいまだ2週間にわたって続いています……。夏風邪はしつこいらしいので、どうかお気をつけてください!
実は先日・友人からタイの第2の都市・チェンマイで冬に開催されるランタン祭りのお誘いがありました。チェンマイは数年前タイをひとり旅した私にとって、とても想い出深い街。今回はそのお祭りには行けそうにないのですが、チェンマイの魅力を紹介したいと思います。
- チェンマイってどんなところ?
- チェンマイグルメは安くておいしい!私が今回食べたもの
- カフェが多く、ノマドワーカーにとっては快適な都市、チェンマイ
- チェンマイのナイトサファリへ行ってみよう
- タイの古都、チェンマイで癒しの休暇を。
チェンマイってどんなところ?
チェンマイはタイ北部に位置する第2の都市です。モン族やタイヤイ族、ビルマ族などさまざまな民族が共存していて、建築や仏像の様式、言葉や料理、工芸の分野などで「ランナー文化」と称されるタイ北部独自の文化・伝統が今もなお残っているんですよ。
観光スポットの1つ、旧市街の周辺は多くの寺院が点在しています。山岳地帯が広がっているので、自然アクティビティも人気のひとつ。
私がチェンマイを訪れた時は8月の中頃でしたが、チェンマイはバンコクよりもどこか空気がのんびりしていて、地元のタイ人も優しくて穏やかな人が多かったような気がします。
学校が終わったあとの学生さん達。
また、休暇をとって欧米人がゆったり過ごしている欧米人が多かったのが印象的でした。ひとりでのんびりしたい、考えごとをしたい。そんな時にここチェンマイはぴったりではないでしょうか。
チェンマイグルメは安くておいしい!私が今回食べたもの
チェンマイは辛味や酸味の特色が強い、(東北タイ)の料理に強い影響を受けています。また、ラオス料理やミャンマー料理の影響も受けていたりもして、日本で知られているものとは一味ちがったタイ料理を楽しむことができます。
カオソーイ
タイ風の、ココナッツミルクが入ったカレーヌードルです。鶏の手羽元がホロホロでたまご麺がとても優しい味!上に振りかかっているパリパリの揚げ麺がアクセントをそえています。
サイウア
タイ北部の豚肉ソーセージ。新鮮な豚肉に、スパイスやハーブのペースト、香味野菜をまぜて練りこみ、それを腸に詰めて蒸した後に炭火で網焼きしたものです。食べてみたら口のなかに、タイ独特のハーブやスパイスの味覚が弾ける感じ!ビールと一緒につまむとたまりません。
よく路上で見かける、なかなかひとりだと注文するのに勇気がいるビジュアル。せめてどこの部位か聞けたらいいんですけどね……。
ちなみに夜市ではこのように丸いソーセージがおいしそうな音を立てて焼かれています。ニンニクとお肉が焼ける芳ばしいにおいの正体はこれです!ビールと一緒にかぶりつこう。
タイ風牡蠣のかき揚げ
毎日地元のタイ人で賑わっている屋外型の食堂があり、気になっていたので入ってみました。1番皆んなが頼んでいるメニューを指差してオーダー!こういう未知の遭遇感が大好きです。
熱々の鉄板の上に運ばれてきたのは、タイ風オムレツみたいなものかと思いましたが食べてみると実はかき揚げ!
スプーンで切り分けてみると、なかには小さめの牡蠣がごろごろタップリ入っています。甘辛いソースや下に敷いてあるお野菜と一緒にいただきます。かき揚げが思った以上にボリューミーでお腹いっぱいを通りこしてこれ以上食べれなかった……!
チェンマイの地元の人たちで混み合うローカル感満載のお店なので行ってみてください。他にも肉野菜の炒め物など、おいしそうな鉄板焼きグルメが多くありましたよ!
クイティアオ
すまし汁に米粉麺やお魚のつみれが入った、タイ料理のなかでもとても食べやすい麺料理です。豚やあひる、魚など出汁や具材はお店によって異なります。あっさりしたものが食べたい時はすごくお世話になっていました!
豚肉のバジル炒め(目玉焼きつき)
こちらも屋外の地元のタイ人しか来ないようなローカル屋台でいただいたご飯。豚肉の骨付肉やバジルなどのハーブお野菜に、胡椒や唐辛子で炒められたスパイシーな一品。これが今も脳内に強く印象に残っているタイご飯なんですよね。
タイ人のお母さんが一生懸命働いていて、元気いっぱいに話すタイ語の響きがなんだかとても可愛かったです。まだお店あるかなぁ。また食べにいきたいです!
ロティ
こちらはタイへ行くと一度は見かけることのできる「ロティ」と呼ばれる揚げたクレープです。
たっぷりの油で揚げた全粒粉のクレープに、これまたたっぷりの練乳やチョコレートソース、ヌテラをかけていただくまさにカロリー爆弾のスイーツ。でもこの暴力的な甘さが蒸し暑いタイでは中毒になるぐらいおいしいんです!
カフェが多く、ノマドワーカーにとっては快適な都市、チェンマイ
チェンマイで特に印象的だったのはカフェの多さ!それもwifiや電源もちゃんと設備されたカフェが多いです。大容量のカフェドリンクやスムージーが日本よりも格安で飲めます。カフェでがっつり作業をしたい!という方にもオススメです。
タイはコーヒー豆の生産国として実は有名で、特にチェンマイ北部の郊外ではアヘン(麻薬の原料となる植物)の栽培をやめる代わりに、コーヒーの栽培が始まった背景があります。
もともと標高も高いのでコーヒー豆の栽培に適しており、質の良いアラビカ種のコーヒー豆がタイのコーヒーでは人気です。
下の写真のwaweeコーヒーは地元のチェーンブランドなのですが、北部の山間民族から、チェンライ産のコーヒー豆を含めた原料などを仕入れているのだそう。
街なみのなかに、自然に溶けこむようにおしゃれで居心地の良いカフェが点在しています。
キンキンで甘酸っぱさが詰まったストロベリースムージーが体に沁みわたった。
私も涼しいカフェにこもって、丸1日本を読みふけったりする日もありました。「あーお腹空いたなぁー」とぼんやり感じたら、ふらっと適当にローカルの屋台に入ってタイご飯を食べて……最高です!
チェンマイのナイトサファリへ行ってみよう
実は、チェンマイにはナイトサファリ体験ができる動物園が有名です。といっても中心地からは離れているので、自力で行くのではなくツアーか、テンソウ(乗り合いタクシーのようなもの)やタクシーを使って行かなければいけません。
チェンマイにはチェンマイ動物園がありますが、ナイト・サファリが体験でできる動物園とチェンマイ動物園とは全くの別物らしいので注意です!(調べてみるまで知りませんでした……。)
テンソウやタクシーなどは料金を交渉しないといけない為、当時煩わしかった私は、ゲストハウスにあったナイトサファリツアーに申し込みました。
自力で行く方法と比べると割高かもしれませんが、車が迎えに来てくれるしチケットなども全部手配してくれるのでとにかく便利でした。確かツアーの相場は1500バーツ〜2000バーツ(当時)だったと思います。
ツアーの解説言語は基本的にタイ語と英語のみです。私は英語の解説が聞けるツアー車に乗りこみましたが、一緒に乗っていた他国の観光客の子供たちの盛り上がりがすごかったです。ワクワクするよね!
ロバやフクロウ、珍しいお猿さんは間近で見れたり、触ったりすることもできますよ。
そういえば、タイの修行僧の方たちも遊びにきていました。
タイの古都、チェンマイで癒しの休暇を。
チェンマイは首都バンコクよりも、空気が穏やかでのんびりできる場所です。頭を空っぽにしたい時や、バンコクよりも自然が多い場所へ行ってみたい方はぜひ行ってみてくださいね。
ではここまで読んでいただき、ありがとうございました。