【パリごはん】NHKの「旅するフランス語」で常盤貴子さんが食べてた鴨のコンフィを食べよう
今年のワールドカップはフランスが20年ぶり2度目の世界王者に輝きましたね!フランスといえば、実は今年の春にベルギーを訪れた時フランスのパリにも数日間滞在しました。
実はパリへはずっと行ってみたい場所があったんです……!それはNHKでやっていた、「旅するフランス語」でゲストの常盤貴子さんが実際に訪問したお店の「鴨のコンフィ」を食べること!
シズル感満載な鴨とシャンパンを提供する「カナル&シャンパーニュ」へ行ってきました。
- カナル&シャンパーニュの場所は?
- お店も雰囲気が素敵。明るく開放感のある店内
- メニューはコースから選ぶシンプルなシステム
- 前菜は鴨の手作りリエットにフォアグラ…。シャンパンが止まらない!
- テレビで見た、あの憧れの鴨のコンフィをついに……!!
- カナード&シャンパーニュで鴨料理と一緒にシャンパンを楽しもう
カナル&シャンパーニュの場所は?
「カナル&シャンパーニュ」は、オペラの大通りや日本人街がある、パリ市内2区のパサージュ・デ・パノラマのなかにあります。ここのレストランのテーマは、珍しい鴨料理とシャンパン専用のレストランなんです!
ここすごく来てみたかったんです……!というのも、フランス語を勉強している私は、NHKのフランス語講座も毎回欠かさず見てました。そして、この番組に登場するレストランが「カナル&シャンパン」なんです。
ここで女優の常盤貴子がお店自慢の鴨のコンフィをシャンパンと一緒においしそうに食べているのを見て、いつか絶対に行ってみたいと思ってたんです〜!
それが叶うなんて……連れていってくださったTさん、本当にありがとう!
お店も雰囲気が素敵。明るく開放感のある店内
「カナル&シャンパン」の入り口です。扉やレストランの窓に大きく「CANARD&CAMPAGNE」という文字と、シャンパングラスの上で鴨のキャラクターが可愛く寝そべっている絵が目印です。
店内はこのように、外の通りが見える開放的な作りとなっています。予約して行ったのは19時半でしたが、まだ半分以上が席は空いていました。しかし、そうしている内にみるみる席は埋まりあっという間に満席に。
こちらではディナーの時間は遅めのようです。また19時の時点では日本人や韓国人の観光客の方々が多かったですね。
メニューはコースから選ぶシンプルなシステム
メニューはこだわりによって絞られたいくつかのコースのみ。前菜、メインがついてお店が選び抜いたシャンパンのグラス数やデザートの有無によって値段が変わります。ウェイターさんが英語で丁寧に説明をしてくれますよ。ちなみにイケメンでした。
前菜は鴨の手作りリエットにフォアグラ…。シャンパンが止まらない!
今回私は前菜にフォアグラを選びました。フォアグラなんて人生に一度か二度食べるか食べないかなので、写真の大きくて艶やかなフォアグラを目の前にして、「でか!フォ……フォワ?! しゅごい…」と自我もボキャブラリーも決壊せざるをえませんでした。
ひと口慎重に食べてみると、フォアグラはとても濃厚かつ甘みがあります。またフワフワのバゲットにこのフォアグラをのせて食べることで、今までにない幸せな味覚が爆誕します。ずっと頬が緩みっぱなしで食べてたので、ウェイターさんに変な目で見られていたと思います。
別添えのチャツネ(野菜や果物と香辛料を煮込んだペースト状の調味料)も甘酸っぱくて、フォアグラのクリーミーさをさっぱりさせてくれます。
これはシャンパンが恐ろしく止まりません……!
もうひとつの前菜は鴨のテリーヌ。こちらもお肉の味わいがしっかりと感じられますが、繊細なスパイス使いがお肉の獣臭さを綺麗に打ち消しています。ひと口ひと口が貴重というか、ああもうなくなっちゃう…といった別れが本当に惜しい、そんな感じでした。
テレビで見た、あの憧れの鴨のコンフィをついに……!!
メインディッシュは、もちろん常盤貴子さんが食べていた鴨のコンフィを選びました。この料理名の「コンフィ」ってそもそもなんでしょう?コンフィとはクックパッドさんによると、このように書かれています。
「コンフィ」は鴨肉や鶏肉、豚肉、砂肝などに塩をすり込み、ひたひたの油脂の中で低い温度でじっくり加熱した料理。お店では、コンフィにした肉の外側をカリッと焼いてから盛りつけるので、見た目はシンプルに見えますが、じつはとても手間をかけた料理なんです。
日本では珍しい調理法ですよね。私はNHKの「旅するフランス語」を読んで、ずっとこの鴨のコンフィを食べたかったんです!それが実現するなんて、歓喜の極みです!
お皿に王者の風格さえ漂わせる存在感たっぷりの鴨のもも肉。こんがり焼き色がついた皮にナイフをいれると、パリパリと小気味良い音を立てます。じっくり熱をいれて加熱してあるので中はしっとり。
元々塩漬けにしてあるものなので、味は少し濃い目で、普通の鶏肉に比べるととても筋肉質な食感です。うまい……!
こちらはもうひとつのメインディッシュ、鴨のお肉を使ったハンバーガー。お肉には余計なものを混ぜず、鴨のお肉をしっかり味わうことができます。芳ばしいミートパティとシャンパンの相性は意外にもバッチリ!
最早ピントがめちゃくちゃですが、メインディッシュとともに、人参のマッシュにフライドポテト、野菜のオイルマリネが別でつくので全部食べようと思うとお腹が限界突破します。私たちは結局、デザートまで辿りつけませんでした。
カナード&シャンパーニュで鴨料理と一緒にシャンパンを楽しもう
テレビで見てからずっと行ってみたかった「カナル&シャンパーニュ」。実際に行ってみると、ロケーションもおしゃれでパリの洗練された雰囲気を楽しむことができます。店員さんも観光客慣れをしているのか、とてもフレンドリーで居心地が良かったですよ。
ぜひ本場の名物「鴨のコンフィ」とシャンパンの夢の組み合わせを楽しみながら、最高のパリを満喫してくださいね!ここまで読んでいただき、ありがとうございました。