日本人の口にも合う！素朴で美味しいベルギー料理３品を作って食べてみました。

こんにちは！寿司職人見習いのSepoです。

今回はベルギーでよく食べられる家庭料理と、今まさに初夏の季節に食べられる旬のお料理を、調理風景と共に紹介します！ベルギー料理はフランス料理の影響を受けているのでとても美味しいんですよ。この記事を読んで、ぜひベルギーグルメに少しでもご興味をもってもらえると嬉しいです。

Stoemp(ストゥンプ)を作ってみよう

ストゥムプとはマッシュしたジャガイモに細かく刻んだ野菜が入った、ベルギーの主食にもなる家庭料理です。野菜はニンジンやブロッコリー、ズッキーニと、家庭やレストランによってちがいます。柔らかくなるまでマッシュするので、とても食べやすくて栄養満点なんですよ!

大抵はソーセージやお肉と一緒に、ワンプレートにして食べられています。

野菜を切りましょう。これは長ネギにとても似ているのですが、実はヨーロッパではよく食べられる、ポロネギといいます。クセがなくて食べやすいんですよ。こちらベルギーではスープやグラタン・パスタの具材にと何にでも使える万能野菜です。

ズッキーニとジャガイモも細かく刻みましょう。最終的に熱湯にいれて柔らかく潰すので雑でOK！

 野菜を全部切り終わったら、水と一緒に茹でて柔らかくします。塩を軽く振って味をつけましょう。後はしばらく待つだけ。

わくわく。

人参とレタスの彩りサラダを作ろう

野菜が柔らかくなるのを待つ間、つけ合わせのサラダを作りましょう。人参を千切りの形に無心でひたすらすりおろしていきます。この器具は個体のチーズをすりおろすのに使う器具なのですが、こうやって人参を千切りのようにおろすことも出来るんですよ。

手で適当に千切ったレタスと混ぜましょう。

ドレッシングは、オリーブオイルに塩をちょこっと入れ、アップルビネガーを加えたシンプルなもので。添加物も入ってないし、これが個人的に健康的で一番好きです。食べる前にサラダにかけていただきましょう。

ビタミンカラー、いいね！

だいぶお野菜が柔らかくなってきました。

残っているお湯は捨てて、お鍋のままお野菜を潰していきましょう。ポテトサラダぐらいの柔らかさでOK。ちなみにこの量で４人分ぐらいです。 

※画像がなぜか全体的に白っぽいです。見にくくてごめんなさい。

ヨーロッパで定番のジューシーソーセージ、ブーダン（boudin）を焼こう

ストゥムプにつけあわせるソーセージを焼きましょう。このソーセージはブーダン（boudin）といって、豚肉や仔牛の白い肉と小麦粉や卵を合わせた腸詰ソーセージです。ジューシーでクセもなく、おいしかったですよ！

現地のスーパーでも安くで売っているので、機会があれば試してみて下さいね。

 

おいしそう!

先程作っておいたサラダも盛りつけて、ストゥムププレートの完成です！ 

マーチェス（Maatjes）を作ろう

マーチェスとは５月〜７月の間で食べられる、ニシンの仲間のハーリングという魚を軽く塩漬けにしたもの。生のまま食べるもので、玉ねぎのみじん切りと一緒に食べる、ベルギーやオランダの人たちの間ではまさに「初夏の味」なのです。

生で青魚を食べる習慣のある日本人にもとても食べやすい味なので、この時期にベルギーに来たら是非試してみてください!

 玉ねぎをみじん切りにして……（生玉ねぎの辛味が気になる方は、水にさらしてくださいね。）

友人の家では万能ねぎやハーブなどを数種類育てています。ベランダや庭が大きい家が多いベルギーでは、このように手軽に家庭栽培をしている人達も多いです。マーケットでも鉢で売っているお店も多いので、手軽に始めやすいんですよね!

ということで、ベランダで育てている万能ネギをカットします。

刻んで

刻んで

きz

できたー!（雑でごめんなさい）

本当に簡単で、ハーリングの上に香草をのせてレモンを食べる間際に振りかけるだけ。これでベルギーの初夏の料理、マーチェスの出来上がり！

 マーチェスには白ワインがよくあいます。シンプルなのに贅沢で、玉ねぎの風味と肉厚なニシンの相性が抜群!

この季節になると、ベルギーのスーパーでも、刻んだ玉ねぎがセットのお手軽に食べれるマーチェスが売っています。手軽に試せるのでぜひ初夏の6~7月にベルギーへ行ったら試してみてくださいね!

まとめ：ベルギー料理は素朴で日本人にも合って美味しいです

ベルギー料理は、日本人でも食べやすい料理が多く、とてもおすすめなのでもっと多くの人へ知ってもらえたら嬉しいです！また順を追って紹介していきますので、ベルギーへもし行かれた際には色々試してみてくださいね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました!