私がテロ攻撃から半年経ったブリュッセルの追悼広場で見たもの

こんにちは。senaです。

先日、イギリスのマンチェスターで痛ましいテロ事件が起こりましたね。

又、それに続く様にヨーロッパ諸国や世界中でテロの脅威が迫っています。

犠牲に合われた方々やお怪我をされた方々に対し、

心から追悼の念と1日も早い怪我の回復をお祈りします。

 

 

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ベルギーのブリュッセルでも2016年の3月22日、

空港と地下鉄で立て続けに痛ましい事件が起きました。

この事件はブリュッセルに住む方々にとっては、

まったくの無抵抗の一般市民が狙われたという衝撃的な事件でした。

また日本人の方が巻き込まれたという事もあり、遠く離れている日本でも

ニュースで連日報道されました。

 

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ベルギーは国が九州程の面積の小さな国でありながら、

本当に多くの人種の人達が暮らしています。

アフリカン、アジアン、アラビアン…。

そこには様々な文化や価値観がお互いに尊重しあいながら存在しています。

私はそんなベルギーが好きになりました。

 

去年の7月に1ヶ月ヨーロッパを訪れた際、ベルギーを再訪しました。

テロがあった当時、首都ブリュッセルの有名な観光地でもある市庁舎前では

大きな追悼場所が用意され、無数の大きな花束と追悼する多くの人々でいっぱいでした。

5ヶ月経ったその場所はテロ直後よりだいぶ元の風景に戻っていましたが、

再訪した直近に起きたトルコのイスタンブールイラクのバクダッドでのテロ事件を

追悼するメッセージと花束が供えられていました。

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また、市庁舎の壁にはテロに屈しないといった内容のメッセージがチョークで多く書かれていました。

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"ブリュッセルは(宗教や人種間において)美しく自由だ"

”私達はテロと戦う”

 

今、世界では数え切れないくらい多くの人種や宗教、国同士のいがみあいが起きていて、

毎日世界のどこかで誰かが無差別に殺されていて、平和な日本でニュース伝いにて

それを毎日聞いていると、もはや感覚が麻痺してくる…。

 

でも感覚が麻痺したままでは絶対いけないんだ。と思いました。

無抵抗な人が本来は人を幸せに導かないといけない宗教での理由や、

ありのままの人種で生まれ、自分の国の文化の元で育ってきたというだけで

殺されないといけない理由なんてどこにも無いし、異常だし、絶対に許されない。

 

近いうちに私達は今の様に自由に世界を行き来する事は

もしかしたら出来なくなるかもしれない。

だからこそ、今世界中で起きてるこの”異常事態”について背景や世界の文化や宗教や価値観を、

もっとこの目で見たいし、知りたいし、自分の頭で考えて発信していきたいと思いました。

 

世界が今日だけでなく、明日もその明日も平和でありますように。

自分の頭の中のもやもやを今回書いただけでしたが、

ここまで読んで頂きありがとうございました。

 

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